★ 大きな値動きでエントリーシグナルが出る出ない?!
昨日はボラありましたね
毎日あれくらい動いたら楽しいんですけど!
まずはこのチャートを見て下さい。
9:00~13:00 Pepperstone GMT+3 +15pipsスキャルFX
株オープンの9時から、13時までの、ドル円とユーロ円です。
どちらも似た感じで、下げて上げての行って来いです。
トレンド転換のタイミングではダマシにあい易くなっていますが、下げは戻りを、上げは押し目を捉えてコツコツ利益確定しています。
+15pipsスキャルFXの特徴が良く現れています。
では次を
その後欧州序盤のドル円とユーロ円です。
ドル円は100pips強、ユーロ円は200pips弱下落しています。
しかし、その下落場面でドル円は1トレード、ユーロ円はノートレード。
では次を
ポンド円は150pips下落して4トレード。
オージー円は100pips下落して3トレード。
下落幅は違いますが、どの通貨ペアも大きな下落です。
しかし、トレード数に違いが出ています。
この差は、下落の仕方による違いにより、トレードに違いが出てきます。
【最大許容ロスカット幅】【ダウ理論】【加熱感】のロジックが組込まれています。
まず【最大許容ロスカット幅】ですが、基本設定では、ストップロスが直近高値安値±2pipsに自動設定されます。
エントリーシグナル発生時、ストップロスまでの値幅が【最大許容ロスカット幅】より大きい場合はエントリーシグナルを表示しません。
例えば、通常の値動きの中で長い足が出現してプライスが大きく伸びたタイミングでシグナルが発生した場合など、反転リスクが高くロスカットになった場合の損失が大きくなるような状況ではエントリーしないという考えに基づき、許容出来る最大ロスカット幅を事前に設定しています。
しかし、ボラが特に大きくなった場合には、反転リスクが特に高い場面ではなくても単純に値動き幅が大きいと、ストップロスまでの値幅が【最大許容ロスカット幅】を超えてしまいエントリーシグナルが出ない事が起きます。
ポンドやオージーの様に小まめに戻りが出来た場合はエントリーシグナルが発生し易いですが、ドルやユーロの様に戻る場面が少なくストレートに下落するとエントリーチャンスが少なくなり、その少ないチャンスもストップロスまでの値幅が大きくなりシグナルが発生しにくくなります。
次に【ダウ理論】ですが、簡単に言えば高値安値を切り上げていれば上昇トレンド継続中、切り下げていれば下落トレンド継続中という判断材料になるものです。
基本設定では、この理論をフィルターとして取り入れていますが、例えば小幅レンジから大きなトレンドが発生した場合や、上下動しながら押しや戻りを作っている場合など、ダウ理論を満たさないがトレンドは継続する場面が出てきます。
0.1pipsでも切り上げ(切り下げ)を満たさなければエントリーシグナルを表示しませんので、たとえ大きなトレンドになったとしてもノートレードという場面も出てきます。
最後に【加熱感】ですが、これは多くの方がご存知だと思います。
買われ過ぎ、売られ過ぎを考慮するものです。
押しや戻りなくストレートに大きく動くと、買われ過ぎ売られ過ぎと判断してエントリー条件を満たしません。
ドルやユーロの様に、戻りなく大きくストレートに下落中は加熱感によりエントリー条件を満たさない事になります。
これらの理由により、昨日の欧州序盤の大きな動きでは、ドル円とユーロ円、ポンド円とオージー円では、トレードに差が出ました。
上記三つのロジックは全て設定を変更する事が出来ます。
結果論ですが、他の設定も含め設定変更によりもっと沢山トレードチャンスを得て、大きく利益を取る事も可能です。
しかし、この様な動きは日常的に毎日の様に発生するわけではありません。
この動きに合わせて設定すると、日常的な値動きでリスクが大きくなります。
長いスパンで見て、許容出来るリスク、利幅、勝率、トレードチャンス、etc…トータルでバランスの良い設定を基本としています。
値動きによっては、得意な動きやそうではない場合も出てきます。
例えば【最大許容ロスカット幅】を大きくしたり、【ダウ理論】を外したり等の設定変更をして、その時々で裁量で判断してエントリーするなどのやり方も出来ますが、それなりの経験とスキルが必要なので上級者向けです。
まずは基本設定。
あとは、値動きや好みにあわせて調整・アレンジしたり、ダマシ回避や効果的な利益確定等の裁量スキルを身に付けながら、トレード力をUPしていき、精度を高めていく事を目指しています。