リミットを外すリスク
今日も不快指数maxですね…
ちょっと動いただけでベタベタ
エアコン必須
昨夜の記事で掲載したNYのドル円チャート
リミットを外す事について、誤解あるといけないのでもう少し詳しく説明します。
まずは、サンプルチャートを見て下さい。
ドル円 Pepperstone GMT+3 +15pipsスキャルFXのシグナル
赤矢印:売り
黄色チェック:利益確定
ピンクバツ:ストップロス
昨夜掲載のドル円のその後です。
上のリミット10pips設定は、その後もリミット10pipsで3回利益確定して、この期間トータルは+40pips。
下のリミット無し設定は、その後-12.2pips、+9.9pips、-15.1pips、この期間トータルは+19pips。
トータルで見ると、必ずしもリミットを外した方が利益が大きいという事ではありません。
マニュアルには解説がありますが、リミットを外した方が利益を大きく取れるのは、あくまでも「著しくボラが大きい時」です。
リミットが無いので、一方的に上昇又は下落が続けば追い続け、利益確定条件を満たした時に利益確定します。
しかし、どれ位動くのか、どんな波形になるのかは、終わってみなければわかりません。
何らかの重要な材料があり、大きく活発に動き出したら、リミットを外してみる事も、一つの戦略としてご紹介しています。
この判断は、ファンダメンタルを理解したりチャートを見る力など、トレードスキルに依存する裁量判断になりますので、自分なりに理由のある判断が出来ない状態では、リミットを外す事はお勧めしません。
通常はリミットを設定した方がトータルで良い結果を得ていますので、無理にリミットを外す必要はありません。
上のリミット10pips設定のチャートを見て下さい。
たまたま強い抵抗ラインS1が目先にあるのでサポートされたという事もありますが、2回目と3回目のトレードは、長い下ヒゲのほぼ先端で利益確定しています。
例えばリミット15pips設定や、リミット無し設定では、ストップロスになってしまいます。
よくある日常的な動きでは、リミットを設定した方がトータルで良い結果になります。
ドル円は”リミット10pips”設定が、オールマイティーで良い結果を得ています。