【TURBO FX】ドル円5分足 裁量売りエントリー解説&今日のシグナル
今日は、午後には強い西風も止み、良く晴れた穏やかな日になりました。
暫く続くと良いのですがどうなんでしょう。
世間は三連休の人も多いのかもしれませんね。
出かける方も、のんびりする方も、FXの研究をする方も、充実した三連休をお過ごし下さい。
私は10年近くカレンダー・時計の関係ない生活をしているので、「外出は混雑を避ける」という意味で連休を確認しています。
昨日のシグナル
9:00~26:00 ドル円1分足 Pepperstone GMT+2 TURBO FX
黄緑矢印:買い
赤矢印:売り
黄色チェック:利益確定
ピンクバツ:ストップロス
ドル円5分足 Pepperstone GMT+2 TURBO FX
シグナルは昨日の9時以降からですが、チャートは前日から2日分表示しています。
何故かと言うと、ご覧の通り、ジワジワ上昇トレンド継続しているので。
最後の下落局面拡大はコレ
1H足はコレ
FRB声明で爆アゲした後、押し目から2日間にわたりジワジワ上昇してきたトレンドラインを割ったタイミングからの下落。
トレンドラインから約60pips下落していますが5分足に売りシグナルは出ていません。
【TURBO FX】ユーザーサイト内で解説している【トレンドラインブレイクでのエントリー5分足裁量編】のパターンとほぼ同じ形です。
マニュアルを隅々まで読んで頂いている方は「あのパターンだ」とお気付きだったかもしれません。
但し、少し気になる点もあります。
直前に一旦高値に振っているので、ストップを高値上にすると約20pips…
少し広いので、一旦のレジスタンスを確認したR1&トレンドライン上の104.53-55あたりが良いと思います。
真ん中の5分足拡大チャートで赤ライン(zigzag)を表示していますが、直近高値上になります。
もしダマシになっても傷は浅くてすみますし、そのリスクに見合う以上のリターンが期待できる場面なので、裁量でエントリーを検討するわけです。
気になる点はもう一つ。
1H足を見ると、前日高値は上昇中のSMA20と丁度重なります。
「強いサポート」として意識され、反発上昇してもおかしくないポイントです。
実際意識されたと思います。
意識された「強いサポート」を抜けたので、それなりの値幅のある下落になったのでしょう。
では何故「強いサポート」を抜けたのか?
97円から上昇してきて、先日103円ミドルで押した時に多少ロングが解消されているとは言え、まだまだロングが溜まっており、2日前の爆アゲから短期筋のロングが上積みされた可能性。
金曜日のNY市場、しかもクリスマス休暇前、更に年末も控えている…という状況で、
NY市場オープン3分後に5年ぶりの高値更新から下落開始しているわけです。
この状況から、大口は新たにロングポジは作らないですよね…
ここからのNYクローズに向けての短期上昇トレンドは考えにくく、
利益確定売り、週末・クリスマス休暇・年末休暇前のポジ調整と考えるのが当然です。
実際にその様な種の玉が多いでしょうし、それを見て追随したロングポジ決済も出てきますし、それを「待ってました」と言わんばかりの短期ショートも出てくるわけです。
抜けるべくして抜けたのだと思います。
真相は世界中の全参加者に聞かないとわからない事ですし、実際にどうだったのかは別として(おそらく予想通りだと思いますが)、「おそらくそうであろうと、多くの市場参加者が同じ心理」に傾いた結果、売り注文が更に集中した結果の下落と見る事ができます。
ローソク足の配置やインジケーターの示す事だけにとらわれず、背景や、市場参加者の心理を考える事で分かってくる事もありますし、トレードに生かせる事は沢山あります。
今回の場合は、チャートの配置と、他の様々な状況を加味して、裁量で売りエントリーに値するポイントになりました。
とは言いましても、もっと落ちても良いのにと思った方も多いのでは?
爆アゲ後の押しで付けた2日前の安値手前で止まったので、妥当と言えば妥当ですが…