MT4の取引条件&サーバーのレイテンシ比較
TitanFX、AXIORY、FXDD、OloTrading、4業者のMT4について
取引条件とレイテンシの比較。
取引条件
レイテンシ
【日本国内自宅PC】、人気を二分するVPS【お名前.com デスクトップクラウド for FX】と【使えるねっと リモートデスクトップ FOR FX】、計三か所に設置したMT4から業者サーバーまでのレイテンシ(遅延時間)です。
どちらのVPSも国内データセンターと米国データセンターがありますが、米国NYにサーバーを設置しているMT4業者が多いので、VPSはどちらも米国データセンターを使用しています。
赤で囲ったサーバーのレイテンシをMT4設置場所で比べると、日本国内自宅よりもお名前.comの米国データセンターや使えるねっとの米国データセンターの方がかなり遅延が少ない事がわかります。
使えるねっと米国データセンターに設置したMT4からTitanFXとFXDDのサーバーまでは遅延が3/1000秒未満しかありません。
業者サーバーとVPSが米国NYの非常に近い場所にある事がわかります。
お名前.comは60/1000~80/1000秒程度の遅延ですので、使えるねっとよりも遅延が若干大きいですが、悪くないと思います。
AXIORYはロンドンEQUINIX設置のサーバーに繋いでいますので、米国データセンターからは距離があり、他業者よりも若干遅延が大きくなります。
それでも75/1000~140/1000秒の遅延ですから悪くはありませんが、欧州設置VPSを利用すれば更に遅延を小さくする事は可能です。
MT4でシグナル表示したり手動売買する場合は自宅PCでOKですが、EAの場合は遅延がより少ないVPS環境で稼働したいですね。
【お名前.com】は、設定が簡単で使い勝手が良く初心者にもお勧めです。
遅延時間重視の方は、【使えるねっと】の方が良いケースが多そうです。
(PCを使い慣れている方は特に難しい事はありませんが、設定が若干面倒。)
MT4業者提供のVPS(有料・条件付無料)、MetaQuotes社提供のVPS、その他国内外問わずVPSの選択肢は色々ありますので、自分で調べてみるとスペック・価格・使い勝手などの面でより自分の希望に近いVPSが見つかるかもしれません。